ブルターニュのアンティークショップで見つけたソーダサイフォンです。LORIENT MERVILLE はフランス・ブルターニュ地方の西方につき出す半島にある地名で、ワインの産地でも知られています。ボトルとノズルの両方に刻まれていますが、両方が一致しているものは更にレアになります。
独特な透明感のボトルはボヘミア地方発祥のウランガラスとなります。黄色や緑の透明色を生かした製品はヨーロッパを中心に1830年代〜1940年代の間に盛んに作られたようです。専用の道具がないのでノズル部分は開けていませんが、堂々たるボディーと個性的な輝きが見る者を釘づけにします。
💛ソーダ サイフォン
1800年代にフランスで開発されたソーダ サイフォン(seltzer bottleともいう)は、1960年代前半ころまで多くの国で使用されてきました。個人宅へ配達されたり、バーではドリンク作りにお馴染みでした。時代とともに簡単なボトルに変化しましたが、この色鮮やかでユニークな形のボトルは世界中のコレクターを魅了しています。特に 1930年代のフランスやスイスで生産されたボトルは色も形もばらばらで個性がありインテリアとして大変人気です。また、ノズルのヘッドパーツを外すために使うツールもかなりレアでコレクトの対象となるそうです。
■サイズ/底Φ110×H330mm
■材 質/ウランガラス、メタル